取材記事

【イベントレポート】会津移住女子プロジェクトに参加してみた!

移住って、今まで仲良かった人と離れ、新たな人間関係を築いていく不安があります。でも、大人になるとなかなか友人をつくるキッカケも限られてきています。そんな不安を払拭できるイベント「会津移住女子プロジェクト」のイベントに参加してきました。

会津地方へUIターンしてきた共通点のある人たち。すぐに打ち解けました。

ご挨拶が遅れましたが、今回イベントをレポートするのは去年移住をした会津若松市民1年目の坂上香織です。都内出身でしたが、勤務先の完全フルリモート化をキッカケに移住をしてきました。普通の会社員でも住む場所に囚われずに生活できる時代が来ました!

このイベントは2022年12月17日に会津若松市定住コネクトスペースで開催されたもので、UIターンの方や旦那さんの転職で会津へ移住した4名が参加をしました。

お喋りしながらだから、お裁縫が苦手でも楽しめる!

今回のテーマは会津木綿を使った「がまぐちポーチ」作りです。講師は会津木綿の小物作家の長峯恵美先生。ストールやマイバック、ペンケース、アクセサリーなどかわいい商品を多数制作している先生です。

今回作るがま口ポーチ。かわいい!!!
こちらは先生の作品の会津木綿のクマちゃん。

最後にミシンを触ったのっていつだっけ…。ちょっと不安な気持ちもありつつ、最初はランチ会からスタート。

実は私、かなりの人見知りなのです。みんなと仲良くなりたい気持ちはありつつ、何を話せばいいのかな~…と迷うことも。でも、他の参加者の方たちの移住のキッカケを聞いて自然に話が盛り上がるような雰囲気でした。やっぱり、美味しいもの食べながらだと自然と会話が弾みますね!

お弁当も豪華でおいしく、話も弾みます。

会津木綿の魅力が分かるポーチ作り

ランチが終わったら早速がまぐち作り!このテーマに興味を持った人たちだから、普段からお裁縫が趣味なのかなと思いきや、みんな口々に「ミシン触るの学生以来!」と話していて、仲間が多くて一安心。

作業のスタートは生地選びから!会津木綿は色のバリエーションが豊富なのが特徴です。触り心地も温かみがあり、生地も丈夫。みんなで「迷っちゃうね~。」と言いながら、本当にどれも捨てがたく迷ってしまう…。でも大丈夫。時間はたっぷりあります。

会津木綿ってこんなに色のバリエーションがあるのです。どれも可愛い!!

ようやくメインの柄が決まったら、次は裏地のチョイス…。組み合わせによってはモダンでポップな印象になったり、シックな柄も差し色がアクセントになったりと、これまたとても迷いました。会津木綿は様々な色の組み合わせで縞模様をつくっているので、案外裏地はどんな色でも合うのです。

そしていざミシン掛け!ドキドキ…。

最初はミシンに不安を感じていたのに、実は私にとって一番難しかったのは表地と裏地を合わせる作業です。最初の工程を大雑把に作業していたので上手く合わない…。一箇所ピッタリ合ったと思ったら、べつの箇所が大きくズレていたりとどんどんドツボにハマっていく…。

でもご安心を!私たちには心強い先生がいるんです。上手く修復できるように手を貸してもらい、裏地をピッタリ合わせることに成功!ちょっと歪んでいるのはハンドメイドの温かさと言っておきましょう(笑)。

失敗しても先生がリカバー。だから不器用さんでも安心です。
先生がこまめに声をかけてくれるので、楽しく作れました。

作業中は先生が見て回ってくれ、取り返しのつかない失敗をする前に声をかけてくれるので安心です。生地がしっかりしているから、裁縫初心者やブランクがある人にも縫いやすく、不器用な私が作ってもかわいく仕上がりました。

みんなの作品!初めてなのに上手にできました。

先生からガマグチの口金が100均でも買えると聞き、早速終わった後に買ってみました。生地の長さを変えればペンケースや眼鏡入れ、リップケースにもできるそう。ミシンを使ったのはごく一部の工程で手縫いでもできるそうなので、最低限の裁縫道具で簡単に作れることが分かり、創作意欲がガンガン湧いてきました!…まぁ、まだ作ってないんですが(笑)

イベント内で会津木綿の小物や端切れを買うこともでき、会津木綿の魅力に触れることができました。イベント参加する少し前に大河ドラマの衣装で使われた会津木綿の着物を見学したので、益々興味が湧いています。なんと100年以上も生地が長持ちするそうです。いつかは自分の着物も仕立てたいなぁ。

伝統工芸、伝統文化って一見難しそうに感じますが、小物を作りながら仲間たちとワイワイ語り合うことで、身近な存在になりますよね。

会津がもっと好きになる、移住者向けのイベントが充実!

このイベントは毎月テーマを変え、会津地方の伝統や文化などに触れながら色々な人と交流をしています。他にも、喜多方の竹細工や会津の果物狩りツアーなどバリエーションも豊富です。きっと自分の好きなことや興味あるテーマのイベントが見つかりますよ!

移住してきた人なら誰でも参加可能で、会津地方出身者でUターンしてきた方や、旦那様の転勤や転職で移住してきた方、私のように縁もゆかりも無いけど会津が好きで移住してきた人など、色々な人が今回は小さなお子さんと一緒に参加したお母さんも!集中して作業するときにはお子さんの面倒を見ていてくれるスタッフの方もいます。

小さい子はみんなのアイドル。お子さんを見てくれるスタッフも手配できる場合もありますよ!

地方移住を考えていると頭をよぎる不安の中には、地元の人に受け入れてもらえるのかな…ということもありませんか?きっと、このイベントに参加をすれば、会津って楽しい人、親切な人多いなぁと感じ、そんな不安も吹っ飛ぶと思います。

まずは、「私も参加できるかな?」など不安なことがあれば、気軽に問い合わせてみてくださいね!

ABOUT ME
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kaori.sakaue
2022年6月から会津若松に移住しました!テレワークで広告制作をしています。趣味はお酒を飲むこととフラっとドライブに行くこと。国技館で相撲が始まると帰省をします。会津地方の日帰り温泉によく出没します。