取材記事

「ふれあいきたかた農業まつり」in福島

「きたかたって?」そう思った方必見!今、きたかたがアツイ。

きたかたの美味しいものが大集結

ここは福島県会津地方の北部に位置する喜多方市(きたかたし)。

「初めて聞いた。」そんな方、ひじょーにマズいです。

「あ!知っている!」そんな方もこの記事は必見です。 私自身、会津地方へは何度か行ったことがありますが、「へえ!初耳!こんな美味しものがあったのね!」と今回の旅で新たな出会いが多くありました。 会津の定番から穴場、新たなスポットまで会津の魅力をお伝えしています! きっとあなたも会津のトリコになること間違いなし。

ワンランク上の会津の楽しみ方

皆さんは、観光で訪れた際に何を体験したいですか?

郷土料理、温泉、自然などそこでしか体験できないことだと思います。 そこで今回は穴場であり、ワンランク上の会津の楽しみ方を紹介します。今までとは違った楽しみ方かもしれません。 さあ、何だと思いますか?

それは「地場産青空市場」です!

いいにおい!

「え?!市場?!楽しいの?何するの?観光客も行ってもいいの?!」そんな方がいらっしゃると思います。

ということで、実際に行ってきました!

「ふれあいきたかた農業まつり」開幕

会津を楽しむのに市場?

私自身も、旅行に行く際にその地域の青空市場に行こうとも、行ったこともありません。

そんななか、今あつく盛り上がっているきたかた農業まつりへ潜入してまいりました!

きたかたならではの美味しい食べ物、工芸品、イベントが集結し、あっという間にトリコになってしまいました。 会津地方は米の名産地ということもあり、炊き立てのご飯だけを販売しているお店や今まで知らなかった商品もあり、新しい発見も多くありました。

なんと色あざやかな野菜たち!

いや~、なんと楽しいこと。おいしいこと。あったかいこと。 寒さで凍えている私の身体と心をほっかほっかに温めてくれました。

アンパンマンの熱烈的なファンも大集合

そして何よりも一番心に響いたのが東京から来た私たちをあたたかくもてなしてくれ、地域の人同士が和気あいあいと会話を弾ませている光景です。

会津の人々はとにかくあったかい。

そして、生産者の方と直接、顔を会わせられるのも安心であり、豆知識や作り方、こだわり、誇りを感じることもできるのが農業まつりならではだと思います。

採れたて、出来立てを味わえる贅沢

青空市場は、会津の美味しい食べ物と会津の人々と出会える新しい場所であると感じました!

みなさんもぜひ地場産青空市場にいってみてください!

きたかた農業まつり出店の一部を紹介!

「佐藤浩さんちのりんご」

りんごといえば青森でしょ!いえいえ、福島も負けていません。福島のりんごの取扱量は全国で第5位なのです!周囲を山に囲まれた会津盆地の夏は、昼は熱く、夜は涼しく、寒暖差が大きい気候です。この気候がまさにおいしいりんごの育成に適しているのです。

見た目もパーフェクト!

ではさっそく、一口いただきます!

シャリっ。とともにりんごの甘さが口いっぱいに広がり、手が止まりません…。りんごっていくらでも食べられますよね。

おかあさんのむきたてりんご

ここで豆知識!

欧米では「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という言葉があるように、食物繊維を豊富に含み、便秘の解消を促します。さらにカリウムも豊富で、血圧を下げる効果があるのです! 健康を維持しながらこんなにおいしいりんごは食べるしかない! 他地域のりんごと食べ比べしてみるのも楽しいかもしれませんね!

「塩川鳥モツさん」

あったんです。まだ、極上の日本が。極上の会津 このようなキャッチフレームのもと、鳥皮を使用したB級グルメ。 またしても一口いただきパクっ。

う、うまい! ご飯にピッタリ!と同時にお酒が欲しくなってしまいました。会津の地酒との相性は抜群! 甘辛く煮込まれた鳥モツ、食べなきゃ損。ここで知ったあなたはラッキー。

「会津味噌・のれん漬け 松本屋商店さん」

じっくり熟成させた天然醸造のお味噌と地元の野菜を使った漬物を販売。 その中で新しく販売されているのが人工甘味料を一切使用していない「すっぴんあまざけ」

ラベルがとってもかわいい

なぜすっぴん…?

お聞きすると、なかからキレイをつくりたいひと、すっぴんのような美しさを手に入れたい方に飲んでほしいという意味が込められていました! ということで手に入れたい私も一口ゴクリっ。

その場で飲めるように販売しているので、あったかいものを頂けます

米麴だけの甘さが口いっぱいに広がり、体がほっこり。これからの寒い季節にピッタリかもしれません。今までのあまざけを覆す美味しさです。

ノンアルコールなのでお子さんでも飲める。そしてかわいいラベル! さあ、これを知ったあなたはすっぴん美しさゲットだぜ。

「(株)福島農場さん」

有畜栽培で育てたこだわりのお米を育てています。 そんなお米で作った米農家伝統のおかき「凍み餅」。

初めて知りました。醤油味、塩味、カレー味。 一口いただきパクっ。 どこかなつかしくて、でもどこか新しいような味、食感。 米の美味しさが感じられる凍み餅。

そして、玄米持ちを使用したピッザ。

新しいピッザ!

お餅をピザにするという新しい発想。小麦を使った普通のピザよりも、お米の甘みが感じられ美味しい!

福島のお餅で新年を迎えましょう!

地元のお米でピザが食べられるなんて贅沢…。 これからのお正月にもピッタリですね!

若者・よそ者だからこそ

今回、若者・よそ者によって会津地方を訪れました。 きたかた農業まつりのような体験などを通して、会津にしかない魅力を多く発見することができました。

地元の方にとっての日常が若者・よそ者にとっては特別な非日常となるのです。そして、同時にまだ知らぬ会津の魅力がまだまだ眠っていると感じ、今後も若者・よそ者の視点から多くの魅力を掘り起こし、発信していきたいと思います。 会津のみなさまありがとうございました! また行きます!

大竹さんありがとうございました!
ABOUT ME
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菊森千夏
中央大学4年。宮城県出身。 将来は田舎で、のほほんとのんびり暮らしたいと思っています。 ダイビングが趣味で国内外の海を潜っています。福島は自然や食べ物だけでなく、人のあたたかさがなによりも魅力だと感じていて、また行きたくなるようなそんな場所です。