今回私がインタビューさせて頂いた方は磐梯町役場商工観光課で活動しているパワフルな秋山玄徳さんです。
19歳という若さで東京の大学を辞めて地元、磐梯町に戻ってくるきっかけについて伺いました!
コロナ禍での決断
ーーー東京の大学よりも磐梯町の役場で働くことを選んだきっかけを教えてください。
僕は海外ジャーナリストとして日本を超え海外で活動することが夢でした。そのため埼玉にある東京国際大学という大学の、国際メディア学科に通っていました。けれどコロナ禍の影響でオンライン学習に変わり、海外に行けず一年で辞めて磐梯町に帰ることを決断しました。
夢を諦めたわけではないです。どうせなら大好きな地元、磐梯町に貢献しながら、お金を貯めて自分の力で海外に行きたいと思いました。
いざ地元へ帰ってみると偶然、磐梯町の役場の臨時職員の枠が空いていて、ここで働きたいと思い、今に至ります!
中学生の時に出会ったカナダのALTの先生
ーーー海外に興味を持ったきっかけは、なぜですか?
カナダのALTの先生の影響が大きいです。とてもユニークな先生でした(笑)
僕が中学生の頃によく友人と先生の家へ遊びに行っては、みんなでゲームをしたり映画を見たり、先生から異文化の面白い話をたくさん聞いたりしていました。
そこから海外に興味を持つようになりました。
高校生になってから、担任の先生の後押しもあり、自分でいろんな国について調べたり、さらに英語を勉強したりするようになりました。
特に面白いと思ったのは、インド神話など他国の世界史ですね!いつか僕も、ピラミッドやタージマハルなど世界遺産を見に行きたいです!
磐梯町役場商工観光課での活動とは?
ーーー磐梯町役場商工観光課での活動や、やりがいを教えてください。
大きく分けて、ジオパークと商工観光課の仕事を任されています。ジオパークとは、「地球・大地(ジオ)」と「公園(パーク)」とを組み合わせた言葉です。
磐梯町では自然保護をしながら、子供たちに自然の良さを伝えるガイドの活動をしています。
商工観光課では、磐梯町の魅力を伝えるために町の観光地やグルメを取材したり、SNSやパンフレット、動画などを使って発信活動も行っています!
やりがいとしては、町を改めて見ることで 魅力や新しい発見に繋がったり、取材などを通して地域の方とのご縁やコミコミュニケーションが増え、磐梯町の再発見につながっていることです。
ーーー秋山さんの目線で磐梯町の魅力を教えてください。
観光地だと、アルツ磐梯スキー場はおすすめです。毎年、家族や友人と一緒に滑りに行ってます。
食べ物も美味しいんです。ラーメンだと「つぼの華」「おおた食堂」、そばだと「はな川」「そば道場」など沢山おすすめの場所があります。
他にも、こだわりのパン屋さんやカフェもあるので是非行ってみて欲しいです。
磐梯町に生きる若者 秋山さんの未来予想図
ーーーこの先、秋山さんはどんな未来設計図をえがいていますか?
この先、商工観光課として働いて貯金が溜まったら、自分の力で海外に足を運びたいですね。
特に行きたいのは、インドやエジプトですが世界中を旅して周りたいです。僕が知らないテレビの裏側で起きている事実やその国の土地柄や食文化を自分の目で手で感じて、学んでいきたいです。
まだ先の未来ですが、磐梯町に帰ってきたら学んだ知識や経験を活かして”町のイベンター”として 外国と日本を結ぶ新しい起爆剤を作り地元と世界を繋げる男になりたいと思います!